ホームページ制作の読みもの 04
「急ぎません」と言っていたサイトが、急に来週必要になる日
名刺を発注する。チラシを配る。紹介先へ会社案内を送る。ホームページの締切は、ホームページの外で突然決まることがあります。
本文中の場面は、制作の考え方を説明するための想定例です。
締切の正体は、公開日ではなかった
こんな開業準備を想像してみてください。お店の内装は順調。ホームページは「そのうち」で進めていたところ、印刷会社から「QRコードのリンク先をください」と連絡が来る。そこで初めて、来週にはURLが必要だと気付く。
ここには、二つの予定が混ざっています。リンク先の住所を決める日と、内容を一般公開する日です。さらに、撮影の日、メニューが決まる日、代表者が内容を確認できる日もあります。公開日だけを決めても、制作の予定は完成しません。
遅れるのは、作業中より確認待ちの時間
文章を作る時間だけでなく、「この料金は税込か」「掲載する営業時間は確定か」と確認する時間が必要です。返事を待っている間は、画面ができていても正しく公開できないことがあります。
特に複数人で確認する場合、担当者がよいと言った後に、責任者から方針変更が入ることも想定できます。最終的に誰が承認するのか、意見をどこでまとめるのかを最初に決めると、行き違いを減らせます。
急ぐときは、必要な範囲を言葉にする
「全部を急いで」より、「開業日に、サービスと料金と連絡方法が分かる状態が必要」と伝えるほうが、優先順位を決めやすくなります。必要に応じて、先に公開する範囲と後で追加する範囲を分ける案も考えられます。
ただし、段階公開なら必ず早くなるとは限りません。共通部分を二度作る負担や、追加費用が生じる場合もあります。どこまで含めるか、後から何を追加するかを、見積りと一緒に確認することが大切です。
日付の横に、理由を書いてみる
相談時には「十月中」だけでなく、「十月の展示会で紹介したい」「開店チラシに載せたい」と理由を添えてください。まだ日付が決まっていなければ、未定のままで構いません。外せない予定が分かれば、そこから逆算できます。
スタジオりんりんでは、ご希望と必要な内容を確認して制作時期をご案内します。実現できない短納期を約束するより、今決めることと後でよいことを整理する。そのほうが、公開直前の慌ただしさを小さくできます。
まだ言葉になっていないことから、一緒に。
相談の前に、資料や考えを完璧にまとめる必要はありません。まずは質問を眺めて、書けそうなところから始めてみてください。
