ホームページ制作の読みもの 08
五ページのつもりが十二ページに。ホームページの部屋割りを考える
会社案内、サービス、料金、実績、採用、お知らせ。書き出すほどページが増えていくとき、数える前に整理したいことがあります。
本文中の場面は、制作の考え方を説明するための想定例です。
一つの項目に、一つのページを割り当てると
例えば、開業する会社が掲載したいことを付箋に書き出します。理念、沿革、代表挨拶、アクセス、取扱商品、料金、質問。付箋をそのままページにしたら、あっという間に十二ページになりました。
反対に、費用を抑えようと全部をトップへ集めれば、今度は長い一枚になります。どちらも間違いと決めつけることはできませんが、ページ数だけを先に決めると、情報の居場所が窮屈になります。
部屋を分ける基準は、読む目的
会社の成り立ちと所在地は、「どんな会社か知りたい」という同じ目的で読まれることがあります。一方、採用情報は、仕事を依頼したい人とは別の関心で読まれます。読み手と目的が違うものは、入口を分けると整理しやすくなります。
サービスも、名前が違うだけですぐ別ページにするのではなく、対象・内容・料金・相談方法がどの程度異なるかを考えます。一つのページで比較したほうが分かりやすい場合も、独立させて詳しく説明したほうがよい場合もあります。
空っぽの部屋を増やさない
公開時点で説明できる内容が少ないページを無理に増やしても、読者の疑問に答えられません。「詳細はお問い合わせください」が何ページも続くなら、まず一つにまとめ、内容が充実してから分ける案もあります。
ただし、後から分ける前提なら、リンクや更新のしやすさも考えておきます。「今は小さく」で始めることと、将来の追加を何も考えないことは同じではありません。
ページ数は、打合せの結果として決める
相談前に必要なのは、確定したサイトマップではなく、「誰に何を知ってほしいか」の材料です。会社案内を見ながら、どの内容をまとめ、どれを詳しくするかを検討できます。
スタジオりんりんの見積りでは、主要ページの数と内容を確認します。記事の大量作成や複雑な機能が必要なら、その範囲も別に整理します。部屋数を決める前に、誰がどんな用事で訪れる家なのかを考える。ホームページの部屋割りも、そこから始まります。
まだ言葉になっていないことから、一緒に。
相談の前に、資料や考えを完璧にまとめる必要はありません。まずは質問を眺めて、書けそうなところから始めてみてください。
