はじめてのホームページ制作
うまく説明できなくても。
ここから、一緒に。
ホームページの依頼に、完成した原稿や仕様書は必要ありません。
まずは事業のことを少し。必要なページや伝え方は、そこから整理します。
最初に考えるのは、三つだけ。
誰に見てほしいか。何を知ってほしいか。見た後に何をしてほしいか。まずは一つずつ、短い言葉にしてみてください。
たとえば、こんな答えで大丈夫です。
「近くでお店を探している人に、落ち着いた雰囲気を知ってもらい、予約してほしい」
「初めて福祉サービスを探すご家族に、支援内容と見学方法を知ってほしい」
うまくまとまらなければ、「今のお客さまからよく聞かれること」を一つ。その話が、最初のページの材料になります。
準備は、手元にあるものから。
あれば助かるもの
会社案内、料金表、メニュー、ロゴ、写真、今のホームページのURL。PDF・Word・Excelのままでも構いません。文章は箇条書きでも大丈夫です。
今、なくてもよいもの
完成原稿、デザイン案、ページ構成、専門用語の知識。資料が一つもない場合も、話を聞きながら整理します。
写真は「掲載してよいか」、資料は「情報が最新か」だけ確認を。個人が特定できる資料や、アカウントのパスワードは送らないでください。
相談から公開までの、六つの場面。
01 相談する
事業の内容と、困っていることを教えてください。プラン・予算・時期は未定で大丈夫です。相談しただけで制作が始まることはありません。
02 内容と見積りを確認する
必要なページ、文章や写真の準備、作業範囲、修正回数、費用、時期を確認します。制作費、外部サービスの利用料、公開後の保守費は分けて見ます。
03 合意して、材料を集める
契約条件と支払い条件を確認してから着手します。資料を全部そろえる前に、「あるもの・後で用意するもの」を共有してください。
04 構成と見た目を確かめる
まず伝える内容とページの順番、その後に文章や見た目を確認します。社内で複数人が確認する場合は、意見をまとめる方を一人決めておくと進めやすくなります。
05 公開前に点検する
事業名、連絡先、料金、営業日、写真の掲載許可を確認します。スマートフォンで読み、リンクと問い合わせの送受信を実際に確かめてから公開を判断します。
06 公開後に育てる
料金や営業時間が変わったら更新。相談内容を見ながら説明を足します。自分で更新する範囲と、依頼する範囲を決めておきましょう。
見積りで、ここだけは確かめて。
ページ数だけで比較すると、文章作成や写真の準備が別料金だった、という違いを見落とすことがあります。次の点をそろえて比較すると、自分に必要な範囲が見えてきます。
✓ 文章は誰が、どこまで用意するか
✓ 修正の回数と、追加になる作業
✓ 制作費と毎月・毎年の利用料
✓ 公開後の更新・保守の範囲
✓ アカウントの名義と管理方法
✓ 解約・移管・データ受け渡しの条件
「なんとなく違う」も、教えてください。
修正の指示を、デザインの言葉で伝える必要はありません。「この部分が少し堅く感じる」「初めての人には難しそう」など、場所と感じたことをセットにするだけで手掛かりになります。
参考サイトがあれば、好きなところだけでも教えてください。丸ごと同じにするのではなく、余白・色・写真・読みやすさなど、気に入った理由を一緒に探します。
