アップルシーズLabo|ホームページづくりの実務
リニューアルで古いリンクを迷子にしない|公開前に作るURLの引越し表
公開日・資料確認日:2026年10月17日
新しいホームページが完成した。けれど、以前のブログ記事へ付いたリンクを押すとエラーになる。名刺のQRコードやSNS投稿も、古い住所を指したまま。リニューアルでは、新しい画面だけでなく、これまで作った入口をどう引き継ぐかも設計する必要があります。
要点:公開前に旧URLと新URLの対応を整理します。読者が探していた内容に着けるかを基準にし、すべてをトップへ送るだけで済ませないようにしましょう。
この記事の目次
1.見た目を変えることと、住所を変えることを分ける
写真やレイアウトを変えても、URLを保てる場合があります。一方、ドメインや記事の階層を変えると、ページのURLも変わることがあります。何を変更する計画なのか、最初に制作担当者へ確認します。
すでに検索や外部リンクから訪問されているページは、入口として使われています。理由なくすべてを新しいURLへ変える前に、変更の必要性と引継ぎの負担を見比べましょう。
2.旧サイトの大事な入口を集める
ページ一覧だけでなく、問い合わせにつながるサービスページ、よく読まれる記事、ダウンロード資料、キャンペーンのリンクなどを確認します。アクセス解析がない場合も、名刺、パンフレット、SNSプロフィール、過去の案内メールから入口を探せます。
公開前に一度控えておくことが大切です。旧サイトを削除してから調べようとすると、何があったか分からなくなることがあります。データと管理情報も、契約や権限に沿って引き継ぎます。
| 旧ページの状態 | 新サイトで決めること |
|---|---|
| 同じ内容を継続 | 対応する新URLと移転方法 |
| 複数記事を統合 | 読者の疑問を引き継ぐ統合先 |
| サービスが終了 | 終了案内や代替情報を用意するか |
| 資料を更新 | 新資料の場所と旧資料の扱い |
| 対応ページがない | 無関係なトップへ誘導せず、終了の扱いを検討 |
これは移行設計の例です。技術的な応答や設定は、実際のサイト構成に合わせて決めます。
3.転送先は「最も近い内容」を考える
Googleの移行資料は、旧URLと新URLの対応表を作り、適切な転送を設定する流れを案内しています[1]。記事が移ったのに、読者を一律にトップページへ送ると、探していた内容にたどり着けなくなります。
複数ページを本当に統合する場合には、統合先が元の疑問を引き継いでいるか確認します。関係のないページへ形式的に転送するより、終了したことを明確にする方が適切な場合もあります。必要な恒久転送などの設定は、制作担当者と確認してください。
4.公開前に、URL以外も確かめる
新しいサイトに、公開前の検索除外設定やログイン制限が残っていないかを確認します。ただし、非公開にすべきページを一緒に公開しないよう、対象を分けます。
サイト内リンク、代表URLの設定、サイトマップ、問い合わせ先、メールの受信も確認します。ドメインを変える場合は、サイトの移行とメールの移行を同じ作業と思い込まず、それぞれの影響を確認します。旧契約の解約時期は、これらの確認と合わせて決めます。
5.公開当日は、「古い入口」から試す
新トップを開くだけでは、移行の確認になりません。対応表から代表的な旧URLを選び、正しい新ページへ到達するかを確認します。何段階も転送される、別のページに着く、画像や資料だけ開かない、といった問題も見ます。
問い合わせフォームは、テストと分かる内容で受信まで確認します。旧QRコードも読み取り、利用者が実際に通る経路を試してください。作業日、確認したURL、残った課題を記録すると、担当交代後も経緯が分かります。
6.検索順位の変動は、すぐに原因を決めつけない
Googleは、移行中に検索での順位が一時的に変動する場合があると案内しています[1]。変動だけで「リニューアルが失敗した」と断定せず、取得エラーや登録状況、リンク、ページ内容を順に確認します。
Search ConsoleのURL検査では、個別ページの状態を調べられます[2]。公開直後だけでなく、その後の点検日を決めます。古いドメインや転送の維持が必要な期間も、公式資料や利用状況を踏まえ、制作担当者と計画しておきましょう。
よくある質問
古い記事は全部消して、ゼロから始める方がよいですか?
一律にはいえません。役立つ内容や既存の入口を確認し、残す・更新する・統合する・終了するを選びます。
転送を設定すれば検索順位は完全に守れますか?
保証はできません。適切な転送は移行の重要な作業ですが、内容や構造など他の変更も影響します。
今日できること
名刺やSNSから使っているURLを五つ挙げ、新サイトでどこへ案内するか、対応表を作ってみてください。
参考資料・出典
本文の[番号]は、以下の公的資料・一次資料に対応しています。制度・サービスの内容は変更される場合があります。
[2]Google Search Console ヘルプ「URL検査ツール」
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本記事は一般的な情報提供です。個別の契約・権利関係や法令への適合は、事情に応じて専門家へ確認してください。 AIを活用して構成・執筆し、公的資料との照合と表現の見直しを行っています。会話や場面の例は説明用で、実在の相談事例や成果ではありません。
