日本版DBS 特設欄 / 実務記事
まず行うこと
国の準備ガイドに沿って、下の点検表で未完了の項目を確認してください。2026年12月25日までに整える体制と、現職者の犯罪事実確認を分け、残る仕事の担当と完了予定を決めます。
- 対象従事者・禁止する不適切な行為の範囲を確定し、周知する。
- 研修、採用書類、相談・初動対応、情報管理の未完了項目を埋める。
- 事業者登録と現職者の分散申請の案内を確認する。
はまなす行政書士事務所|児童発達支援・放課後等デイサービスの制度対応
この記事で分かること
最初に、現在の準備状況を一度に見渡す
指定児童発達支援・放課後等デイサービスは義務対象です。国の義務事業者用準備ガイドは、施行までに最低限対応すべき事項をまとめています。下表は、その内容を事業所で点検しやすい形に整理したものです。[2]
準備の進み具合は、管理者の記憶だけに頼ると見えにくくなります。資料をそろえた項目、運用が決まった項目、職員への説明まで終わった項目を分けて確かめてください。本文で勧める管理方法は、事業所で使うための実務上の提案です。
| 点検する項目 | 完了を確かめる内容 |
|---|---|
| 職員への周知 | 制度の開始、本人手続、研修、必要な防止措置を説明した |
| 対象従事者 | 法定職種と実際の業務を照合し、対象者を特定した |
| 不適切な行為 | 支援の実態に合う範囲を検討・確定し、職員等へ伝えた |
| 採用・就業規則等 | 募集要項・事前確認・内定後の手順を点検し、必要な見直しをした |
| 相談・初動対応 | 相談窓口と報告経路、安全確保・外部連携の手順を決め、周知した |
| 従事者研修 | 対象者の座学と演習の実施・受講状況を確認した |
| 情報管理 | 責任者・規程・取扱者・権限・端末の管理がそろっている |
現職者の確認期限と、施行前の仕事を分ける
義務対象事業者の施行時現職者について、犯罪事実確認の期限は2029年12月24日までです。国が割り当てる分散申請の時期に対応します。施行時現職者には、施行時点で従事する人に加え、2026年12月24日以前に内定・内示等があり対象業務への従事が決まっていた人も含まれます。[3]
この期限を確認したら、施行前に行う研修・周知・相談体制・情報管理を別の予定に置きます。準備の一覧が二つに分かれることで、現場が今取り組む仕事が明確になります。新規従事者の確認は、原則として対象業務の開始までです。[3]
時間がかかる対応から、着手する
担当と予定を決める際は、国・所轄庁への手続、就業規則等の見直し、全対象職員の研修日程を先に確認すると進めやすくなります。GビズIDや事業者情報の登録が未対応なら、最新の案内で現在必要な手続を確かめてください。[1]
書類は国のひな型・参考例を使えます。研修も、国の動画と演習課題を活用できます。すでにある採用書類や相談窓口を照合し、制度対応に必要な変更を加えると、作業の重複を抑えられます。[1][2]
優先順位の提案は「外部の手続や確認に時間がかかるもの」「職員へ実施・周知するもの」「それを支える文書と設定」です。依存する仕事を先に動かすことで、最後にすべてが集中する状況を減らします。
完了の目安は、必要な人が手順を使えること
情報管理規程がある項目は、規程に書いた人の権限まで確かめます。研修は、動画・演習の完了と欠席者の対応まで確認します。相談窓口は、職員とこども・保護者が窓口を知り、担当不在時にも連絡できる形へ整えます。[2]
点検表には「未着手・対応中・完了」と、担当・予定日・確認した資料を付けると便利です。形式を細かく増やすより、何が残ったかを管理者と担当者が共有できる一枚にまとめることを勧めます。
点検後は、不足する仕事の記事へ進む
対象者に迷う場合は「対象職員の判断」、本人手続が見えない場合は「確認申請の手順」、研修を始める場合は「研修の実施と記録」へ進んでください。この記事の役割は、準備の漏れを見つけ、次の行動を選ぶことです。
複数店舗を運営する法人では、法人共通の規程と、各事業所の職員・相談先・受講状況を区別して確認します。法人で資料を作る人と、現場で運用を確認する人の役割が見えると、店舗ごとの進捗も把握できます。
次の作業を進める
基本を確認する:まず行うことと期限
事業所のDBS対応を相談する
準備チェックで未完了の項目が残ったら、現在の資料と不足項目を整理するところからご相談ください。規程・運用手順の文書化、申請・届出書類の準備について支援範囲をご案内します。
初回は、法人・事業所名、サービス種別、現在の準備状況、相談したい点をお知らせください。確認結果や犯罪歴の詳細は、初回フォームへの記載・添付を控えてください。
相談テーマは「その他」を選び、本文に「日本版DBS」とご記入ください。支援内容・費用・受任範囲を確認してご案内します。料金の案内。
就業規則・労務管理は社会保険労務士等、個別の雇用措置・紛争は弁護士、技術的な情報管理は情報セキュリティの専門家へ確認する事項です。
使う公式資料
[1]制度・登録案内・公式ひな型
[2]義務事業者用準備ガイド Ver.1.1
[3]Q&A 基礎編6-3・6-6・6-16
公式資料確認日:2026年10月4日。法令・公式資料に基づく事項には参照番号を付けています。管理の進め方や一覧の作り方の提案は、事業所の実態に合わせて使ってください。